« 2006年12月 | メイン | 2007年03月 »

2007年02月16日

柳宗理と出西窯 〜黒土瓶の仕事をめぐって〜 @ Gallery TOM

先日、渋谷にあるGallery TOMにて開催されている
「柳宗理と出西窯 〜黒土瓶の仕事をめぐって〜」に
行ってきました。

会場内には黒土瓶をはじめとする柳宗理ディレクション
出西窯シリーズの品々や、黒土瓶の製作に関する資料、
柳宗理氏と出西窯の交流における様々なエピソードが
紹介されています。

CA250213.jpg

中でも興味深かったのが黒土瓶の製作に使う石膏型の
展示と、その脇で流れていた黒土瓶を製作する工程の
映像。

買い付け時に出西窯へお邪魔した時には見れなかった
シーンを見ることができました。

お邪魔した際には毎回、轆轤や釉掛けなどの作業を見させて
頂きましたが、その手際の良さとタイミングの良さは見る度に
グッとくるものがあります。今回見た映像の中でも繊細で非常に
難しそうに見える作業を陶工の方は簡単そうにこなしていました。

CA250215.jpg

階段を上がったところには出西窯オリジナルの品が
並んでいます。現行品はもちろん、今は作られていない
貴重な品も展示してありました。

kurodobinnfromTOM.jpg
(画像:Gallery TOMホームページより)

主役の黒土瓶。デザインだけでも十分に素敵ですが、
出西窯の黒釉が持つ素材の力も感じました。

出西窯の陶工で黒土瓶を担当されている井上一さんは以前
「黒土瓶が出来上がり、先生にお見せした時は、涙を流して
喜ばれました。」と、おっしゃっていました。

多くの時間と手間を掛けて作り出され、巨匠を泣かせた
黒土瓶をいつか当店でも取り扱いたいものです。

openning.jpg
(画像:Gallery TOMホームページより)

オープニングには柳宗理氏と出西窯の創立者のひとり
多々納光弘氏もいらしていたそうです。お会いしたかったです。

会期は今月25日までです。Gallery TOM さんのホームページ
にて詳細をご確認の上、是非足をお運び下さい。


協力:Gallery TOM

投稿者 asobi : 00:00 | To TOP↑