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2007年02月16日
柳宗理と出西窯 〜黒土瓶の仕事をめぐって〜 @ Gallery TOM
先日、渋谷にあるGallery TOMにて開催されている
「柳宗理と出西窯 〜黒土瓶の仕事をめぐって〜」に
行ってきました。
会場内には黒土瓶をはじめとする柳宗理ディレクション
出西窯シリーズの品々や、黒土瓶の製作に関する資料、
柳宗理氏と出西窯の交流における様々なエピソードが
紹介されています。

中でも興味深かったのが黒土瓶の製作に使う石膏型の
展示と、その脇で流れていた黒土瓶を製作する工程の
映像。
買い付け時に出西窯へお邪魔した時には見れなかった
シーンを見ることができました。
お邪魔した際には毎回、轆轤や釉掛けなどの作業を見させて
頂きましたが、その手際の良さとタイミングの良さは見る度に
グッとくるものがあります。今回見た映像の中でも繊細で非常に
難しそうに見える作業を陶工の方は簡単そうにこなしていました。

階段を上がったところには出西窯オリジナルの品が
並んでいます。現行品はもちろん、今は作られていない
貴重な品も展示してありました。

(画像:Gallery TOMホームページより)
主役の黒土瓶。デザインだけでも十分に素敵ですが、
出西窯の黒釉が持つ素材の力も感じました。
出西窯の陶工で黒土瓶を担当されている井上一さんは以前
「黒土瓶が出来上がり、先生にお見せした時は、涙を流して
喜ばれました。」と、おっしゃっていました。
多くの時間と手間を掛けて作り出され、巨匠を泣かせた
黒土瓶をいつか当店でも取り扱いたいものです。

(画像:Gallery TOMホームページより)
オープニングには柳宗理氏と出西窯の創立者のひとり
多々納光弘氏もいらしていたそうです。お会いしたかったです。
会期は今月25日までです。Gallery TOM さんのホームページ
にて詳細をご確認の上、是非足をお運び下さい。
協力:Gallery TOM
