2006年03月03日

宇野有哉

 宇野有哉さんは1993年に京都精華大学卒業後、川崎千足氏に師事、
1997年より信楽にアトリエを構え独立し、現在も作陶されています。

 轆轤・手びねりではなく型を使って成形することで、製品には正確な
面取りが施されているため均一性がありますが、それでいて天然素材
ならではの不均一な「土の味わい」もあり、人為と天為、繊細さと力強さ
が共存した独特な佇まいをしています。
 面取りが施されている面と特に装飾のないシンプルな面とで全く別の
表情をしていて、素材の面白さが表出しています。

 料理との関わりだけではなく、人が手に持った時のイメージや空間との
関わりを重視してデザインしているという姿勢からは、装飾を抑えた作品
でありながらも強い美意識を感じます。


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面取りされた面

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装飾の無い面

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アトリエにて

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ショップページではより詳しい画像を掲載しております。
是非ご覧下さい。


* 現在扱っていない製品も写真に掲載されています。
ご希望のものが御座いましたら、お気軽にinfo@asobiii.netまで
お問い合わせください。

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2005年08月29日

安土忠久

 最初にコップの作り方を教わった以外はすべて独学。専用の窯も自ら築き、
83年からガラス作家として製作を始め、現在は岐阜県高山市にて活動されて
います。

 安土さんの作るガラスはシンプルなモノが多く、模様や装飾的なデザインは
施されていませんが、ガラスの表面に吹いたときの勢いがそのまま残っていて、
それが表情になっています。

 完璧にきれいに作られたものよりも、少しかたちが崩れたもの、例えば土器の
ような原始的なものに惹かれるとご本人が言うように、ものづくりをする際は完璧な
かたちのモノを作ろうとするのではなく、大体のかたちをイメージすることにより、
出来上がりがきれいになり過ぎないようにしているとのことです。 

 こういう程よいラフさがそのままかたちに表れた製品は、手に馴染み口当たりが
良いです。そして遠慮なく普段使いにできるほど堅牢な厚みのある作りになって
います。あの白洲正子さんも大変気に入り、愛用されていたそうです。

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創作活動の拠点、あづち工房は岐阜県高山市にあります。
(上)創作に使う道具。地面には無数の破片。
(下)自作の窯。

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グラス・花瓶など多種取り揃えております。ショップページも是非ご覧下さい。

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2005年08月28日

イム・サエム

 カンボジア出身。1974年にプノンペンのFaculty of Arts 陶芸科を卒業、
その後愛知県瀬戸市にて陶芸を学び1980年に独立。現在は愛知県豊田市にて
作陶されています。

 瀬戸焼など伝統的なものを真似するのではなく、自分なりのアレンジを加えた
オリジナリティのあるモノを作られています。大胆な造形や繊細な絵付・刻文を施す
作風には、いわゆる和風とはかけ離れた独特な存在感・味わいがあります。


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 イムさんの工房「アプサラス陶房」にあるギャラリーには、小物から大皿まで
様々な作品が並べられています。

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皿・湯呑など取り揃えております。ショップページも是非ご覧下さい。


* 当店で現在扱っていない製品も写真に掲載されています。
ご希望のものがございましたら、お気軽にinfo@asobiii.netまで
お問い合わせください。

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2005年08月27日

出西窯

 出西窯は複数の陶工たちにより、創業以来生活様式に適応した素朴で使い
やすい器をメインに生産し続けている島根県簸川郡斐川町の窯元です。

 柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司、バーナード・リーチ等が訪れ、彼らに多大な
影響を受けたことなどから、民藝運動との関わりや民藝の窯元として広く知られて
いますが、民藝の巨匠たちから受け継いだ意匠・考え方による製品を現在も作り
続ける一方で、ビームスとのコラボレーションや柳宗理デザインの出西シリーズ
といった新たな展開もしています。

 民藝の考えに囚われたり伝統にすがったりするのではなく、それらを手本に
生活様式にあった製品を新たに生み出しています。


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出西窯ギャラリー「無自性館」の外観

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作業場の中にもお邪魔しました。口笛が聞こえるようなリラックスした雰囲気で
陶工の方々が作陶されていたのが印象的でした。

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ギャラリーに並ぶ生活感に溢れた品々。

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皿・カップなどを多数取り揃えております。ショップページに是非もお立ち寄り下さい。

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2005年08月26日

俊彦窯

 丹波焼の産地、兵庫県篠山市で昭和52年から日用陶器を作り続けて
いる窯元です。窯主の清水俊彦さんは民藝の考え方を基本に、生活の
用途に即した健康的な品を心がけて作陶されています。

 昔ながらのデザインからモダンなデザインまで幅広く、重厚感があり堅牢性に
優れたモノを作られています。また盛り付ける料理を選ばないので、食卓上での
使いやすさも兼ね備えています。


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お邪魔した際に通していただいた茶室には日本民藝館からの表彰状がありました。
それを裏付けるかのように、雑然と並んでいる品々は決して派手ではありませんが、
どれも堂々としていて存在感があります。

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湯呑み・土瓶・皿などを取り揃えております。ショップページも是非ご覧下さい。

* 当店で現在扱っていない製品も写真に掲載されています。
ご希望のものがございましたら、お気軽にinfo@asobiii.netまで
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2005年08月25日

村島順

 村島さんは89年より福井県宮崎村にて作陶を始め、現在は釉薬を
使わない焼き締めの急須・土瓶のみを作っています。長年作っている
定番モノと、造形と焼き上がりにこだわった1点モノがあります。

 定番モノにも1点モノにも共通して見られる丸みのある胴体はお茶を
循環しやすくさせ、小さな注ぎ口はお茶が一気に出ずに、ゆっくり出る
ようになっていて、水キレが良くなるように作られています。取っ手の
位置も持ちやすくなるように考えられています。

 置いてあるだけでも存在感がある粋なかたちですが、それでいて
機能性も優れています。また使い込むことによって色の変化が見られ、
更に味わいを増していきます。


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村島さんの作業場「鮎陶房」にお邪魔した際の画像です。

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長時間焼き締められた品々は、1点1点表情が違います。窯入れ時の季節・気象条件
や窯入れ際の置く場所による熱・薪の灰の当たり方によって違いが生まれます。


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定番モノも1点モノもご用意しております。ショップページも是非ご覧下さい。


* 現在扱っていない製品も写真に掲載されています。
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2005年08月24日

森山窯

 1957年より6年余の間、河井寛次郎さんの内弟子となり修行し、その後
倉敷・島根での修行を経て1971年に独立、同年から島根県邇摩郡温泉津
にて作陶されています。

 師匠だった河井寛次郎さんや武内晴二郎さんはもちろん、様々なやきものや
工芸品からも影響を受け、作陶に活かされています。日用品だけでなく装飾品
や小物も多く、様々なデザインの品を作られています。

「使い勝手の良さや手に持った時の感じ、口当たりが良い器になるよう心がけて
作っていますが、それだけではなく、使っていない時にそこに置いてあるだけでも
美しいと思えるモノができるように心がけています。」という窯主、森山雅夫さんの
考え方は非常に印象的でした。


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外観

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お邪魔した際は土づくりの真っ只中でした。

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成形に使う型と轆轤。型による成形は最初の師匠である河井寛次郎さんから
教わったそうです。

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ショップページでマグカップや湯呑み、
花瓶などを多種取り揃えております。是非お立ち寄り下さい。


* 現在扱っていない製品も写真に掲載されています。
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2005年08月23日

湯町窯

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 スリップウェアの手法による模様など、伝統の中に新しさを織り交ぜた
日用陶器を作っている、島根県八束郡玉湯町にある窯元です。
 黄色・ネイビーを中心にカラーバリエーションが非常に豊富で、いわゆる
和風ではなく北欧や英国風のデザイン・装飾が多いです。

 同じく島根県の出西窯同様、湯町窯も民藝運動の影響を受けました。
かつて窯を訪れた河井寛次郎、濱田庄司、バーナード・リーチらがもたらした
影響は今日でもみられます。例えば写真(↓)のマグとピッチャーの取っ手に
親指を乗せる部分はバーナード・リーチ直伝の意匠。さりげなく使いやすさを
向上させてくれる粋な心遣いを感じるデザインです。
 
 また湯町窯のパンフレットに描かれている絵は棟方志功によるもので、
民藝の巨匠たちとの広い交流がうかがい知れます。


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色々と取り揃えております。ショップページにも是非お立ち寄り下さい。

* 当店で現在扱っていない製品も写真に掲載されています。
ご希望のものがございましたら、お気軽にinfo@asobiii.netまで
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